映像・舞台化情報および書評・紹介といった各メディアでの情報をまとめています。
ラジオブックスは、講談社発行の書籍をTBSアナウンサーが朗読する番組です。放送中の朗読本が抽選で10名にプレゼントされます。
20日(月):「にじのおべんとう」
21日(火):「エレベーター、エスカレーターと、かいだんくん」
22日(水):「おサルのくしゃみばやし」
23日(木):「オタマジャクシのおかあさん」
24日(金):「モグラのお月見」
情報:織夜さん(からふる)
NPO法人の事業として設立された、小中学生を中心とするミュージカルスクールMEP21の第一回公演作品。『クレヨン王国の十二か月』を原作としています。
『クレヨン王国の十二か月』『クレヨン王国新十二か月の旅』『クレヨン王国シルバー王妃花の旅』『クレヨン王国王様のへんな足』を元にした、オリジナルアニメーションです。
前三作を元にした「死神編」の好評を受け、「王様のへんな足」を元にした「天使編」が延長分として放送されました。
なお、上記の作品中に登場する詩に曲がつけられ、エンディング・挿入歌となっています(CDあり)。ラインナップは別表の通り。(01/10/4情報追加)
アニメ放映に先駆けて掲載された、マンガ版「夢のクレヨン王国」です。
作者の片岡みちるさんの体調不良を理由に途中休載となり、アニメの放送延長分(13月の旅〜最終話)のストーリーがカットされています。
尚、コミックス第一巻の巻末に福永先生が文章を寄せておられます。
クレヨン王国シリーズの第一作目である『クレヨン王国の十二か月』を元にミュージカル化したものです。
好評で何度か再演されたようですが、アニメ化の関係か、1998年上演時には原作の表記が外され、ストーリーも完全オリジナルのものとなっていました。(00/11/3情報追加)
日本児童文学者協会による機関紙『日本児童文学』の特集として、「ズッコケ三人組」シリーズ(那須正幹)と共に取り上げられています。掲載された評・関連記事は以下の通り。
福永令三さんに聞く 「クレヨン王国」シリーズ…濱崎桂子(インタビュー)
<ズッコケ三人組>と<クレヨン王国>の魅力…赤木かん子
<国>を描く想像力…藤澤成光
「クレヨン王国」シリーズを担当して…高島恒雄(エッセイ)
タイトル通りのファンタジー作品のガイドブックです。 「日常の中の不思議」という分類で、月のたまごを中心としたシリーズ全体のガイドがされています。関連作品の欄には、著者が一番好きな作品として『クレヨン王国のパトロール隊長』を紹介。まほうの夏とパトロール隊長の表紙絵(共に旧版)が掲載されています。 (04/2/1情報追加)
読売新聞土曜夕刊の書評ページ内のコラム「ロングセラーの周辺」で紹介されました。
通販会社であるフェリシモの本のカタログ『ブックポート』に掲載されていた、「本の探偵」赤木かん子さんへのお話・絵本捜索依頼と見つかった本の紹介です。その中の「日本のものがたり」の一冊として、『クレヨン王国の十二か月』が紹介されています。(00/11/3情報追加)
171点にも及ぶ、サンタクロースを扱った絵本・児童書を分類、評価している研究書です。福永先生の絵本、『ほしがりやのサンタさん』『サンタさんのふしぎなふくろ』のニ作品も、分類、評論されています。(00/11/14情報追加)
読書雑誌「活字倶楽部」の、おすすめ本紹介のコラム。筆者の福井健太さんは、主にミステリー雑誌の編集や書評をなさっていらっしゃる方だそうです。著者HP内、LIBRARYで掲載された文章が読めます。
『児童文学の魅力——今読む100冊・海外編』(1995年5月刊)の姉妹編。戦後50年間の日本の児童文学を、今読む100冊・これから読む18冊に分けて紹介されています。ブックガイド、現代日本児童文学史年表付き。
『クレヨン王国の十二か月』は、現代日本児童文学の成立期に影響を与えた、『子どもと文学』(石井桃子他/1960年)の提言<子どもの文学はおもしろく、はっきりわかりやすく>と絡めて紹介をされています。また、神宮輝夫氏による同書のまえがきに、タイトルのみですが、子どもの本と無縁な人が楽しさを語ってくれる作品として「ズッコケ三人組」シリーズと共に「クレヨン王国」シリーズが挙がっています。(2001/11/21)
通常、大人の批評家では評価しにくい「子供のためのエンターテイメント」として、 クレヨン王国とオズの国を取り上げ、比較、評論されています(著者HPにWEB版有)。また、同著者によるクレヨン王国シリーズの紹介文(「ユリイカ」1997年9月号掲載)が児童文学書評で読めます。
本の探偵、赤木かん子さんによる「図書館員のカキノタネ」シリーズ中の一冊。タイトル通り、大体6歳から12歳までの子供を対象とした子どもの本の案内書です。第5章の「子どもが読んでもらう本」の一冊として、『クレヨン王国の十二か月』及びクレヨン王国シリーズが紹介されています。(00/11/14情報追加)
産経新聞の新刊(紹介)欄に『クレヨン王国デパート特別食堂』、『クレヨン王国ロペとキャベツの物語』が紹介されています。(01/12/19情報追加)
同年に出たサンタクロースの絵本の一冊として『ほしがりやのサンタさん』が紹介されています。『サンタクロースはおばあさん』(佐野洋子作・絵、フレーベル館)と共に、従来のサンタクロースとは逆転の発想で作られた、現代日本家庭へのパロディーであると評されています。(01/12/19情報追加)
雑誌『幻想文学』の新刊展望(新刊の紹介及び書評欄)内、児童文学欄で紹介されています。 紹介された作品、評者、掲載号等の一覧は以下の通り。(03/8/17情報追加)
『クレヨン王国109番目のドア』(北まどか,幻想文学39,1993.09. p189)
『クレヨン王国デパート特別食堂』(北まどか,幻想文学41,p185)
『クレヨン王国シルバー王妃花の旅』(北まどか,幻想文学42,p185)
『クレヨン王国超特急24色ゆめ列車』(北まどか,幻想文学43,p183)
『クレヨン王国12妖怪の結婚式』(北まどか,幻想文学47,p185)
『クレヨン王国カメレオン別荘村』(北まどか,幻想文学49,p185)
『クレヨン王国茶色の学校』(北まどか,幻想文学51,p201)
『クレヨン王国三日月のルンルン』(石堂藍,幻想文学55,p183)
『クレヨン王国道草物語』(北まどか,幻想文学66,p160)
しかたしんさんと福永先生の寄贈資料を中心とした愛知の児童文学を紹介した展示。
名古屋出身というご縁で企画された作品展。直筆原稿、演劇の脚本などの紹介や三木由記子さんによる表紙絵の原画も展示されていました。
会期中の4月16日(日)10:30〜12:00に、文化のみち二葉館大広間にて、朗読会と福永先生のトークイベントが行われました。(→トークレポ)
はやみねかおるさんと合同のトークイベントとサイン会。
初の文芸書『静かに冬の物語』の発売を記念してのトークイベント。「クレヨン王国への招待」と掲げられていましたが、実際のトークでは、ご自身の半生と先生が考える文学論、これからの展望といった内容を語られていました。(→トークレポ)
また、当日の模様が、ジュンク堂書店で配布されている小冊子「書標 ほんのしるべ」2004年5月号に紹介されています。(2004/5/7情報追加)
「講談社 青い鳥文庫」の20周年を記念して行われた、原画展を主としたイベントです。クレヨン王国シリーズを含む青い鳥文庫の歴史、各シリーズの原画(約100点)や作者の紹介、ファンのお便りなどが展示されました。青い鳥文庫でお書きになっている作家さん5人のサイン会、ミニライブといったイベントも行われたようです。サイン会の日程は、下記の通り。当日10時からの整理券配布(サイン会開始は13時)で、先着100名まででした。
サイン会日程(2000/8/3〜9)初日に行われた福永先生のサイン会は、整理券に多くの人が並んだため、急遽、13時・15時の2回に分けて行われました。また、記念展開催の新聞記事(毎日新聞 朝刊,2000.08.05,27面)には初日の模様と先生のコメントが載せられています(01/12/19情報追加)
「講談社 青い鳥文庫」の20周年を記念して行われたミニ原画展です。
名古屋では、クレヨン王国シリーズを含む6シリーズの原画が各2点(額1点に2種の原画)づつ展示されました。展示されたクレヨン王国の原画は、「たんぽぽ平17橋」「超特急24色夢列車」「しっぽ売りの妖精」「新十二か月の旅」の表紙画でした。展示スペースは狭く、サイン会等のイベントも行われませんでした。
千葉では、ミニ原画展とはされているものの、展示内容が20周年記念展とほぼ同じだったようです。また、青い鳥文庫の作家さん(確か松原秀行さんだったと思います)のサイン会が行われたようです。(01/1/14情報追加)
『クレヨン王国』シリーズが、35冊を越えたのを記念して行われた原画展。三木由記子さんの原画約70点と共に、福永令三さんの生原稿も展示されました。
私は、残念ながら観に行けなかったのですが、サイン会も行われたようです。
静岡新聞の一面下部にあるコラム欄(朝日新聞でいう「天声人語」)。2006年5月29日のコラムで、福永先生について取り上げています。新聞社のサイトでウェブ版(閲覧には無料の会員登録が必要)を読むことができます。
日本児童文芸家協会より第43回児童文化功労者として表彰されています。福永先生を含め、卯野和子(作家・画家)、笠原良郎(読書推進運動)、原昌(児童文学研究)、古岡滉(出版)の5人の方が表彰されました。
同制度は、「児童文化の向上発展の為長年努力された方々の功績を称えて表彰」されるものだそうです。
講談社による、青い鳥文庫20周年を記念して創設された、クレヨン王国シリーズを含めた青い鳥文庫全体のファンクラブ。入会すると、会員カード、会報(年4回)、カレンダー、青い鳥文庫目録、ポストカードセットがもらえます。
詳しい手続きは、青い鳥文庫ホームページや青い鳥通信、新刊の帯を参照してください。(2001/6/23)
特集に沿った近年の児童文学への総論ですが、一部クレヨン王国シリーズについて言及されています。また、02年の総論(多様な拡がりの喜び,長谷川潮.第48巻3号,02年5-6月号)においても、長期にわたって発表され続けている児童書として「ズッコケ」シリーズとともにタイトルが挙げられています。
下記の講演でもクレヨン王国について一部ふれられている、本の探偵、赤木かん子さんへのインタビューです。このインタビューでも、子どもの皮膚感覚を知っている作家として、福永先生を挙げられています。(00/11/3情報追加)
1996年1月に静岡県沼津市で行われた、赤木かん子さん(子どもの本の研究者。日本で唯一の本の探偵さんとして有名)の講演をまとめた記録です。子どもの本には、≪大人が読んでおもしろい本≫と≪分からない本≫があるということの例としてクレヨン王国シリーズを挙げておられます。また、その該当部分が、鈴木宏枝さんによる評論(「遊園地の文学—クレヨン王国とオズの国」)内に引用されています。(00/10/12情報追加)
日本の現代文学に関する事典。作家や現代文学に関連したキーワードをまとめた人名・事項篇と個々の作品の紹介をまとめた作品篇に巻が分かれています。福永先生も児童文学作家として項目に記載、作品篇には『クレヨン王国のパトロール隊長』が紹介されています。尚、同項目の文章は、以前クレヨン王国シリーズの巻末解説を書かれていた宮崎芳彦さんがお書きになられているようです。(02/1/17)
1993年頃、講談社の「なかよし」紙上において行われた、童話募集の審査員をなさったことがあります。結果発表が載っている号で、その選評をお書きになっていたはずです。(私の記憶のみの情報ですので、正確な情報ではありません)
一時期、NHKのラジオ番組「お話でてこい」の脚本原案を担当されていたようです。脚本の話を元にした短編が、一部クレヨン王国シリーズとして発表されています。
1991〜1996年にかけてNHK教育で放送されていた、絵本や児童文学作品を朗読するというTV番組です。『クレヨン王国の十二か月』も1990〜1991年頃に放送されていたようです(放送当時に見ていた記憶があります)。
ストーリーは、原作が一部カット、改変されており、番組用のカラーイラストも書き下ろされていたようです。イラストとストーリーをまとめたものが、絵本の形で講談社より出版されています。また、この番組は、ビデオとしても発売されているのですが、残念ながら『クレヨン王国の十二ヶ月』は収録されていません。(01/8/11)
2007年3月5日〜3月16日NHK教育「てれび絵本」(月曜〜金曜 午前7:30〜7:40放送)にて再放送されました。(情報:からふるさん)